飯碗
シンプルなかたちの飯碗を、伝統的な色の釉薬を用いて仕上げました。
小ぶりなサイズで、日常使いの飯碗として最適です。
釉薬や焼成の異なる8種をご用意しました。
詳細
素材 陶器
産地 佐賀県有田
辰砂
透明な基礎釉に少量の銅を入れ、還元焼成によって赤色に発色させる釉薬です。
織部
灰釉に銅を混ぜて作られる釉薬です。千利休の高弟であった古田織部がこの濃緑色を好み、作らせたことが名前の由来となっています。
飴釉
透明釉に鉄またはマンガンを少量加え酸化焼成で焼くことにより、文字どおり褐色の飴のような艶のある色になります。
青磁
釉薬中に含まれる少量の鉄分が還元焼成によって反応し、青色に発色します。その歴史は非常に古く、遅くとも10世紀初めには使われていたといわれています。
粉引
「粉吹き」ともいわれ、粉を引いた(吹いた)ように白いことが名前の由来となっています。白磁の白さとは異なり、陶器ならではのやわらかさを持っています。また、焼成時に釉薬の間に入った空気が反応し、ところどころが薄いピンク色に発色します。
灰釉
草木の灰を主成分とした釉薬です。東洋陶磁器の歴史において基本的な釉薬の一つです。
赤土焼き〆
紅桜という土を使用し、低温の酸化焼成によって赤色に発色します。 釉薬を用いない「焼き〆」という技法で仕上げました。
黒陶焼き〆
信楽の土を使用して黒色に着色した後、還元焼成で焼き上げています。 釉薬を用いない「焼き〆」という技法で仕上げました。